日光はどこにある?



右の写真は約700q上空のランドサットからの関東平野です。都市化が進んでいるところは赤褐色に、海や川は黒色、森林や農地は緑色、積雪地は白色にデジタル処理されています。

写真の赤丸の部分が日光で、北西部にはまだ相当の雪が残っています。雪の山岳は群馬・新潟・福島の山岳に連続しています。
そして赤丸の下の部分に中禅寺湖が見えるかと思います。

ご覧のように、日光は広大な関東平野の北部山岳に位置しています。
このため、季節風の影響を受けやすく、夏は南からの湿った空気が写真の雪の山々で上昇し、大量の雨を降らせ、冬は北西からの季節風が山々で雪を降らせます。

空からの豊かな恵みは多くの動植物を育むほか、首都圏の水源地にもなっています。
中禅寺湖の水は大谷川(だいやがわ)となり、宇都宮を通り南に流れる鬼怒川と合流し、さらに写真中央を横断している利根川と合流し、最終的には銚子で太平洋に流れています。

map of Nikko area map of Oku-Nikko area bird's-eye view of Oku-Nikko area