4/13 1998 春のさえずり その2
4月2日に続き、また春のさえずりを録りましたので紹介します。Kokekokkoの場合、浅い経験の中でやみくもに録音しているだけで、鳥の鳴き声がいつになっても覚えられません。鳴き声による種の同定は山でふと出会った松田道生氏の全面的なご協力をいただきました。心から感謝いたします。
音声ファイルはいつものようにすべてリアルオーディオ3.0形式のファイルです。
ミソサザイ Troglodytes troglodytes(91KB / Frequency response 16kHz / stereo / 9sec.) (46KB / Frequency response 8kHz / stereo / 9sec.)
メジロ Zosterops japonica(167KB / 16kHz / stereo / 17sec.) (84KB / 8kHz / stereo / 17sec.) |
ヒガラかシジュウカラがさえずり始めたと思ったら、いつもと違うさえずりの展開になってしまいました。メジロと教えてもらうまではどんな珍しい鳥なのかとドキドキものでした。 この日に開花した庭のチョウジザクラは別名メジロザクラとも呼ばれているそうですが、確かにこの時期、そのチョウジザクラの花の蜜を群で吸いにくるメジロを見かけることができます。 |
Part2 (78KB / 16kHz / stereo / 8sec.)
Part2 (39KB / 8kHz / stereo / 8sec.)
朝、落葉樹林に入ったらコガラのさえずりが聞こえてきたのでじっとしていたら、ヤマネコヤナギの花の何かを食べに群でやってきていろいろな鳴き声が聞くことができました。背後にはルリビタキの声も聞こえます。 |
「さえずりの森」の入り口に小さな清水が出ています。ネコノメソウの仲間の花が咲き、その周りをビロードツリアブやハエがブーンブーンと飛び回ります。 水はいくつもの小さな石を伝って、その落ちる音はまるで水琴窟の響きのような複雑な美しさで森の豊かさを演出しているようです。 |