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10/20 2002  モッコ平の紅葉



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 10月14日、女峰山の山麓にあるモッコ平という森を歩きました。モッコ平は裏見ノ滝がある荒沢と寂光滝のある田母沢にはさまれた標高1200mから1700mにかけての広大な一帯をいいます。
 
 歩いた森は奥日光の戦場ヶ原周辺と同じ標高1300m〜1400mほどの落葉樹の森でした。紅葉を求める多くの人でにぎわう奥日光とは対照的に全く人がいない静寂の森でした。ミズナラはまだ瑞々しい緑色でしたが、カエデ類やシロヤシオの紅葉は最盛期の直前という感じで、久しぶりに秋の紅葉を楽しむことができました。
 ちょっと遅くなりましたが、モッコ平の紅葉の様子をご紹介します。





 
 
 
 

シロヤシオ

モッコ平一帯はかなりの面積が戦後に営林署により植林されたカラマツの人工林です。その中はとても単調な植生ですが、沢沿いにはミズナラを中心にした豊かな落葉樹がたくさん残っています。
その中にはシロヤシオがたくさん生育しており、ところどころでシロヤシオ林すら見られるくらいです。ちょうど真っ赤な紅葉を見せてくれました。

 

サワフタギ

瑠璃色の美しい輝きは1週間ほどで消えてしまいます。

 
 

マンサク

沢沿いに見られます。鮮やかな黄葉です。

 
 
 
 

ハウチワカエデ

森の中で一番鮮やかな朱色を見せてくれます。赤や黄に変化する紅葉は秋の鮮やかさを感じさせます。