10/29 2000 奥日光の紅葉
10月28日、奥日光の紅葉を見てきました。天候は朝は快晴、お昼近くなり曇り空になりましたが、まずまずの紅葉日和でした。
裏見滝から志津小屋を経て奥日光に入り、ハイキング姿のたくさんの方々が歩く中禅寺湖南岸に行きました。
戦場ヶ原から上部の紅葉は終わりかけ、カラマツの黄葉が美しい時期です。中禅寺湖畔は今が盛りという感じで、ここ1週間くらいはピークが続くことと思います。
奥日光の道路は紅葉を求めるマイカーで大渋滞です。この時期、渋滞は避けられないと、帰りは渋滞の列に身を任せました。
志津小屋へ
【大真名子山と女峰山】
標高が1000mほどの裏見滝上流はそろそろ紅葉の最盛期を迎えようとしています。カラマツもまだ緑色ですが、女峰山山麓のカラマツは色づいています。
【ズミ】
標高が1300mにあったズミ。真っ赤な実をたくさんつけています。冬鳥の数少ないエサになります。
【男体山山麓の紅葉】
標高が1300mから見た、男体山の山麓。
落葉樹は既に葉を落としかけていますが、カラマツは黄金色の葉に変わりつつあります。
【女峰山】
志津小屋の南、標高1500mあたりから見た、女峰山。
上の方は既に紅葉が終わり、すっかり冬を迎える準備のようです。
【カラマツの紅葉】
志津小屋の南、標高1600mあたりには天然の立派なカラマツがあります。他の木々は葉を既に落としていますが、カラマツは色づきました。
【カラマツの落ち葉】
道沿いのカラマツも紅葉し、道にはその葉が風にサラサラととばされ、ふかふかのジュウタンのように積もっています。
志津小屋
【志津小屋】
針葉樹林に囲まれた静かなところに無人の山小屋、志津小屋があります。
室内は20人はゆっくりと寝られるスペースがあり、ヤカンや毛布などがきちんと整理され、マナーの良い山男(女)たちが使っているようで、好感がもてます。基本的に何もありませんので、泊まるためにはすべて自分で持参する必要があります。
【ナナカマド】
志津小屋の近くの針葉樹林は、既に紅葉する樹木も葉をおとし、その中でナナカマドの実だけが鮮やかな赤を主張しています。
裏男体
【光徳方面のカラマツ】
裏男体の林道からは光徳周辺に広がるカラマツの黄葉の海が見られます。
またあたりでは、コミネカエデやハウチワカエデの紅葉が素晴らしい輝きを放っています。
【カラマツの森】
カラマツ林の中は黄葉一色です。足下にはその落ち葉がつもり、手にとると森の匂いがします。
中禅寺湖南岸
【イタリア大使館へのみち】
中禅寺湖南岸につながるイタリア大使館への道も紅葉一色です。イヌブナ・ミズメの黄色、ヤマブドウ、カエデ類の赤と、秋の華やかさを感じさせます。
ハウチワカエデ1
ハウチワカエデ2
ハウチワカエデ3
コミネカエデ
【イギリス大使館別荘】
イタリア大使館別荘記念公園の手前にあるイギリス大使館別荘の周りも紅葉一色です。
【イタリア大使館別荘記念公園】
イタリア大使館別荘記念公園では、ブナやイヌブナ、ハウチワカエデが紅葉の真っ盛りです。建物の外壁が紅葉に溶け込んでいます。
【八丁出島】
中禅寺湖に突き出る細長い半島、八丁出島(はっちょうでじま)の紅葉も今が盛りです。
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