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8/8 2000 ヒグラシの合唱とエゾゼミの通奏低音



 久しぶりに夏らしい夏が続いているような気がします。毎朝快晴、そしてお昼頃から雷雨の毎日です。
 夏恒例のヒグラシの大合唱が始まってからしばらくになりますが、ちょっと遅れ気味のヒグラシの大合唱とエゾゼミの通奏低音をお届けします。

 夏の日の一日は朝4:30のヒグラシの大合唱で始まります。おかげで毎朝、超早起きです。なぜかその合唱は30分程度で止め、あとは気が向いたとき(のように感じる)に小さな合唱を繰り返します。
 そして、夏の日差しが強くなるとともに、合唱は終演となりますが、今度はエゾゼミが終わりのない通奏低音を奏で始めます。
 日差しが雲に遮られると、再びヒグラシの合唱がはじまり、また日が差すとエゾゼミの通奏低音。それを何度となく繰り返し、夕方になると再びヒグラシの大合唱となり、夏の一日は終わります。

 こけこっこ家の専属合唱団の美声と専属オケの名演奏をどうぞ。かなり重いファイルですが。


 エゾゼミ Tibicen japonicus (Real Audio / 30sec.)
 1 Aug 2000

   (147KB / 中音質(8kHz) / stereo)
   (293KB / 高音質(16kHz) / stereo)


 ヒグラシ Tanna japonensis japonensis (Real Audio / 33sec.)
 23 Jul 2000

   (162KB / 中音質(8kHz) / stereo)
   (324KB / 高音質(16kHz) / stereo)


通奏低音
低音を継続的に奏する意味。
バロック期の音楽は、この使用を最も大きな特徴とした。
たとえばチェロなどが低い音で同じ旋律を繰り返し奏でる音をいう。