11/1 1999 奥日光の紅葉 (4)
10月30日、中禅寺湖の南岸、狸窪(むじなくぼ)から阿世潟(あぜがた)を歩いてきました。
今年は、戦場ヶ原周辺の紅葉がもう一歩という感じでしたが、ここ中禅寺湖畔の紅葉は期待を大きく上回る美しさでした。ブナやイヌブナ、オオイタヤメイゲツが黄金色に輝き、コミネカエデやハウチワカエデは微妙な赤に変わり、コシアブラは透きとおるようなオリーブ色になり、さまざまな自然の色彩が迎えてくれました。
紅葉の名所、八丁出島(はっちょうでじま)はさまざまに明るく彩られ、湖畔全体が秋一色になっています。
この紅葉はここ1週間くらいは楽しめることでしょう。
中禅寺湖南岸の紅葉を写真でご紹介します。
朝の八丁出島と社山
八丁出島の紅葉は毎年例外なく美しい。カエデ類やツツジ類が多いのか、赤がとても鮮やか。
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半月峠下から見た八丁出島
午後の八丁出島
光の角度によって同じ場所からでも違った印象となる。
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ブナの黄葉
中禅寺湖南岸は奥日光でも数少ないブナの宝庫。イヌブナとともにブナの巨木が見られる。
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阿世潟から狸窪へのみち
阿世潟から狸窪方面の山々
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阿世潟の浜
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オオイタヤメイゲツ
カエデの仲間でもイタヤカエデにならんで大木になる。この一帯はオオイタヤメイゲツの林がある。
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最後に、下りいろは坂の最後のカーブ48カーブのカツラの木の黄葉です。とても鮮やかな黄色で光っていました。
1年中、なんかとても気になる木です。
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