6/16夜 1999 Eちゃんのたのみごと

ある日、仲良しのEちゃんが私に頼み事をしてきた。

その頼み事とは、「私、Mクンが好きなの」とEちゃんがいった。「そんなの頼み事じゃないじゃん」と私がいったら、「いや、実はこのごろ学校で放課後に家庭科室の扉を開けて中に入ると、おさげの女の子と、その妹らしき子がいるらしい。それで、その女の子の部屋にはキャラメルとかアメとかキャンディーとかがいっぱい置いてあって、何か恋の頼み事をするとそのお菓子とかを使って呪文を唱えて、薬を作ってくれるらしいんだよ」とEちゃんは言った。

「それで?」と私が聞いたら、「それで私も頼みに行こうと思ったんだけれど、今日の放課後だめだから行けないんだよ」とEちゃんが言った。
「代わりにかっちゃんが、私がMクンのことを好きだって言って、女の子に薬を作ってもらって、Mクンに薬をかけてほしいんだよ」とEちゃんは言った。
「いいよ」と私はいった。

それで放課後、私が家庭科室の扉に入ってみたら、そこにおさげの女の子とその妹がいた。
それで、私が「あのEちゃんの頼みで来たんだけれどMクンのことが好きになる薬を作ってほしいんだけれど」と言った。
すると女の子は「いいよ」と言って、キャラメル二つとチュッパチャップス二つを取り出して家庭科室の大きなお鍋でグツグツ煮始めた。
それで、その女の子が「ナンタラカンタラ・・・・」と呪文を唱え始めた。(呪文は忘れちゃった)

そうするとその煮たお菓子はどろどろに溶けて液体になった。「それを水鉄砲につめて、Mクンにかければ完璧だよ」と言った。
「ありがとう」と言って私は家庭科室をとびだした。
「あ、ちょっと待って」と女の子が言った。「なに?」と聞くと、「その液体はあと15秒たったら消えてしまうからね」と言った。(家庭科室は3階にあります)

私が急いで窓から覗いてみたらMクンはクラスのみんなと一緒にドッジボールをしていた。
私は急いで階段を飛び降りて、靴をはいて第二校庭に行った。(私の学校には校庭が二つあり、上が第一、下が第二校庭)
その水鉄砲をスコスコしながら、第二校庭のMクンめがけて発射した。すると途中からそのどろどろに溶けた液体は霧のようになってMクンと他の人にもかかってしまった。Eちゃんがそこにいて、「なんだろう、このどろどろに溶けた液体は」と言った。
用事があるというのに、なぜか板ちゃんはそこにいた。

そうすると、Mクンは急に私に向かって「好きです」言った。
実は家庭科室の女の子は勘違いをしていたのだ。その薬は好きな本人がかけないと効かない薬だった。

それで私は「私はあなたのことは好きじゃないから」と言って、そばにあった階段をかけ登って飛び降りた。

そうすると目が覚めた。


※以上「かっちゃんの夢」聞き取りにより代筆。
※夢の話題もずいぶんと進歩?した。
※他にコメントはないっす。 あーグ(開いた口がふさがらない音)。