12/8夜 1998 がんばったのに

ある日学校で高級なフランス料理が食べられることになった。
でも、フランス料理は人数分ないので各クラスで「鉛の玉を6個、口の中に入れられた子供」が食べられることになった。

さっそく私も鉛の玉を順番に入れてみた。
6個めは入ったのだが・・・・・1個めの玉がなんとのどに詰まってしまった!
おどろいた私が、じたばた動いているうちに詰まった玉がお腹の中に入ってしまった。
大丈夫かな・・とお腹をさすって、最後の6個めの玉を口に入れて先生に見せた。

先生にOKをもらうと、体育館に行って「いよいよフランス料理が食べられるぞ!」と思った。
でも、料理を見ると日本料理のみそ汁とご飯とたくあんだけだった。
トホホ・・・
おわり。


※以上「かっちゃんの夢」聞き取りにより代筆。
※「フランス料理」は以前、結婚式で食べたことがあって、とっても感動していた。かっちゃん、あこがれの料理の一つ
※「鉛の玉」は現実では苦い薬のことかな?
※フランス料理がみそ汁とたくあんのご飯に変わってしまったのは、きっと以前にくやしい思いをしたことが(させたことが)あるに違いない。