10/2 1998 十姉妹が逃げちゃった

ある日、ぜんぜん知らない女の子がやってきた。
おさげをしていて、「まも」という名前だった。その子はペラペラしゃべっていて、うちで飼っている十姉妹をみて、「わー、かわいい、かわいい」と言って、扉を開けっ放しにしていてしまった。
しゃべり終わって、十姉妹の方を見ると、かごに十姉妹が一匹もいなかった。
私は、「アーばか、なんてことしやがるんだよ」と言って、女の子を叩きそうになった。女の子はさっと逃げて外に行った。

外の大きな木に十姉妹が止まっていた。その下には遠足に来た幼稚園児80人と先生一人がいた。
私は虫取り網を持ってきてブンブン振り回したら5匹だけ採れた。残りは3匹のはずなのに、2匹多くなって5匹残っていた。私はどれがどれだかわからなくなって、残りの5匹を捕まえた。 そしてカゴに入れたら十姉妹が2羽死んでいた。
その死体はお墓に埋めたら、目が覚めた。

※以上「かっちゃんの夢」聞き取りにより代筆。
※かっちゃんは十姉妹を2匹もらい、増えて12匹になり、4匹友達にあげて、いま8匹飼っている。
※まゆみちゃんが十姉妹のお世話係りなのに、結局、かっちゃんが毎日お世話をしている。かっちゃんは動物好き。