1/23夜 1998 猫のお墓

ある日、私が中庭を通っていた。そして左に曲がるとワラでできた家みたいものがあった。
そのまま立っていると黒猫が出てきて「来てください」としゃべった。私がついていってみると、さっきのワラの家の所まで来た。すると黒猫が「入ってください」と言った。
私が入ろうとすると上からクモの団子がたくさん落ちてきた。そうすると中にいた白い猫が「安心してください、これはクモの団子です」
私はおそるおそる中に入った。そして白い猫が「どうぞ食べてください」とクモの団子を前に出した。食べてみるとパリパリとしておいしい。キャットフードももらった。
黒い猫が「また来てください」と言った。私はさよならを言って帰った。

次の朝、来てみるとワラの家がなくなっていた。探してみてもない。猫の姿もない。
そのとき、若林先生と教頭先生が一輪車に何かを積んで通りかかった。そして二人で「最近猫が多いですねえ」と話していた。
私はまさかと思って一輪車に積んであるカゴのようなものを見た。そしたら黒猫のシッポが出ていた。実は本当は猫たちは殺されて遠いところに捨てられるところだった。
私はあわてて猫を奪うと、死んだ猫をだっこして壁の所に来た。そうすると壁に虹の絵が描いてあった。
しばらく見ているとガイコツの絵が出てきた。その後に猫の大きな絵が出てきて、その下に猫字で「バイバイありがとう」と書いてあった。
私は大きなお墓をつくった。2匹まとめて入れたから。いたちゃんとやすちゃんと4年生の女の子がお墓つくりを手伝ってくれた。
そのとき、中庭をミケネコが通りかかった。ミケネコは池に入って消えてしまった。

※以上「かっちゃんの夢」聞き取りにより転記。
※かっちゃんは、ドッグフードやキャットフードが食べてみたい。この前は食べてみちゃったけれど。
※若林先生はかっちゃんの学校の先生。かっちゃんは怖いらしい。
※猫字とは猫が爪で引っ掻いて描いた字、だそうです。
※いたちゃんとやすちゃんはかっちゃんの親友。